はじめに 後編の概略
後編では、楽譜の書き方 中編 で製作した、 ちょうちょ の楽譜を使って、楽譜と音符の読み方をマスターします。
まずは、七つの音とそれらの名前の慣れ、各々の音の並べ方について説明します。それから、七つの音楽記号 前編 で扱った、ト音記号−五線−符頭 、三つの音楽記号の関係を理解し、ちょうちょの符頭に対応する音の名前を、一つ一つ、丁寧に読み上げます。
次に、ド・レ・ミなど、音の名前の後ろに、四分音符・八分音符という音符の名前を付け加えて、音符を読む練習をします。このような練習をしておくと、符頭に、#・♭などの特殊な記号が付くときも、混乱せずに読めるでしょう。
続けて、段・小節・拍を用いて、楽譜の一部を指し示すための説明をします。正確に指し示すことができるようになると、誤解が少なくなり、再確認することなく、演奏がはかどるでしょう。
最後に、楽譜のタイトル(曲名)や作者、出版社の著作権など、音楽記号以外の情報を確認します。
では、7つの音の名前を、紹介することからはじめましょう。
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