段・行
楽譜を構成する要素となる、段という用語を理解して、部分的な音楽記号に注目します。
文章の行
横書きの文章は、左から右に読み進め、右端の文字までたどりつくと、一つ下の文字の並びに視線を移し、左端の文字に焦点を合わせ、最後まで繰り返します。この文字の並びを、行(ぎょう)といいます。
楽譜の段
楽譜も五線の左から右方向に読み、右端の小節線までたどりつくと、下の五線の左端に目を移し、音楽の終わりを意味する終止線が現れるまで、音符を読んでいきます。それぞれの横の並びを、段(だん)といいます。少し細かくいうと、時間的にひとつながりとなる横の並びを 段(だん) といいます。
この段は、「段落」の一文字目と同じ漢字ですが、意味が違います。
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