符頭と音名の対応
符頭の並びと音名の並びを、ト音記号で対応させます。
ト音記号は符頭と音名を対応させる音楽記号
ト音記号は、第2線の符頭を「ソ」と定める音楽記号です。ト音記号の「ト」とは、和名の「と」のことです。「と」とは、イタリア名で、ソを意味します。イタリア名で読んでいるのに、記号の名前に和名が出てくるのが少々ややこしいところです。
ところで、この記号は、ぐるぐると、第2線を囲んでいるように見えませんか。(楽譜を書くときにも、ト音記号が第2線を囲まれていることをきちんと示すことが大事です。)
さて、下の対応図を見てください。
符頭の位置と音名の対応図
このト音記号により、符頭の位置と音名が対応します。
第2線を、赤線で示しています。この線上に配置されている符頭の音名は、ソ となります。
この符頭と、ソの音名を基準にして、右の符頭に移ると ラの音名、さらに右の符頭へ移ると シの音名となります。同じように、左の符頭に移れば ファ、さらに左の符頭の音名は ミ となります。
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