ト音記号の形と書き方

音符を読むときには、まず最初に目に入り、 楽譜を書くときには、一番始めに記すことになる、 ト音記号をご紹介します。

ユニークで不思議な音楽記号

ト音記号( とおん きごう )は、このホームページで扱う、7つの音楽記号の中で、もっともユニークな形をした記号です。その形は、ほぼ曲線でできており、内側はグルグルと渦を巻いているようです。ラーメンの なると や、ひらがなの る の形に似ているのではないでしょうか。

はじめて見ると、あまりに奇妙なため、敬遠してしまうかもしれません。しかし、このト音記号は、音楽を表す記号やイラストとして、いろいろな場面で用いられているためか、あまり違和感を持つことはないはずです。

実際は、この記号だけで何か意味を成すわけではなく、五線ともう一つの音楽記号と組み合わせて使われます。後編にてそれらの記号の関係や、機能を説明いたします。まずは、この記号の書き方を練習してみましょう。画像をパソコンに保存し、印刷してなぞってもかまいません。フリーハンドで白紙に書くチャレンジをしてもらっても良いです。

ポイントは、一筆書き
  1. 内側の線の端に、ペン先を合わせます
  2. そのまま、内側から外側に向かって、線をなぞっていきます
  3. 上端までなぞったら、すぐに反り返します
  4. 曲線から、五線の内側へ向かう直線へ、切り替えます
  5. 一気に五線の下まで引ききります
  6. 最後に、少し丸みをつけます

一筆書き のつもりで気楽に書いてみましょう。内側から外側に向け、ペン先は決して離さず、とぐろ を巻くように、曲線を描いていきます。ト音記号は楽譜で何度も使われる音楽記号です。繰り返して書くことで、この記号に慣れてください。

ト音記号の書き順は、無数

ここでご紹介したト音記号の書き順が、現在日本では一般的に広まっているようです。しかし、かな文字や漢字のように、正しい書き順はなく、外側から内側に向けて書く方もおられますし、上から下に垂直線を引ききった後、曲線の部分を書くこともあります。

まずは、一般的な書き順を身につけてみましょう。後々、楽譜を書く機会が増え、楽譜のページ数や、1ページあたりの五線が多くなってくると、この書き方や書き順では、時間がかかり手が疲れやすくなることが、わかってくるはずです。そのときに、他の書き順を試したり、記号の一部を省くなどして、自分なりのト音記号を作り出してみてください。(ただし、誰でもト音記号だとわかる形でないといけません♪)

さて、次はこのト音記号を、五線の上に書いてみましょう。記号の大きさや、ペン先が通る位置が限定されてきます。書きやすくなるか、書きにくくなるかは、人それぞれです。

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