ト音記号を五線に書いてみましょう

プリントを用意して、ト音記号を五線の上に書く練習をしましょう。

なぞって、自分で書く

まずは、左上の ト音記号 をなぞってみます。

  1. 第2線の少し下に、ペン先をあてます。
  2. 紙から離さず、内側から外側に向かって、曲線を描きながらなぞりましょう。
  3. 第5線を超えたところで、反り返します。
  4. 一気に、五線の下まで引ききります。
  5. 第1線を超えたところで、少し丸みをつけます。

ト音記号のみを白紙に書く感覚と、五線の上に書く感覚は、かなり異なるはずです。なぞったら、下に用意されている空の五線の上に書いてみましょう。

第1線と第3線に接する円を描く、第4線で交叉させる、円の中心を貫くように直線を引く、ポイントはいくつかあるのですが、最初のうちは、

  1. お手本をなぞる。
  2. 自力で書く。
  3. 違いを確認する。

この3つを繰り返し、お手本に近いト音記号を書けるようにしましょう。

最初のうちは歪んだり、傾いたり、いびつな形になりますが、数回書いていくと形は整ってくるはずです。

お手本に似せるといいながらも、寸分の狂いもなく書けるようにする必要はありません。

  1. 多くの人が、ト音記号の形である、とわかること。
  2. 第2線が、曲線で囲まれている、とわかること。

この2つを満たしていれば、十分です。

ト音記号ばかりでなく、楽譜に並ぶ音楽記号の大きさは、五線の大きさ、線の間隔に左右されます。五線が大きいほど、ゆったり余裕を持って記号がかけますが、大きすぎると手が疲れてしまいます。五線が小さいほど、楽に記号を書くことができますが、小さすぎると目が疲れてきます。

五線の大きさや、間の間隔も、五線紙を選ぶ基準に入れてみてください。

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