ト音記号を五線に書いてみましょう
プリントを用意して、ト音記号を五線の上に書く練習をしましょう。
なぞって、自分で書く
まずは、左上の ト音記号 をなぞってみます。
- 第2線の少し下に、ペン先をあてます。
- 紙から離さず、内側から外側に向かって、曲線を描きながらなぞりましょう。
- 第5線を超えたところで、反り返します。
- 一気に、五線の下まで引ききります。
- 第1線を超えたところで、少し丸みをつけます。
ト音記号のみを白紙に書く感覚と、五線の上に書く感覚は、かなり異なるはずです。なぞったら、下に用意されている空の五線の上に書いてみましょう。
第1線と第3線に接する円を描く、第4線で交叉させる、円の中心を貫くように直線を引く、ポイントはいくつかあるのですが、最初のうちは、
- お手本をなぞる。
- 自力で書く。
- 違いを確認する。
この3つを繰り返し、お手本に近いト音記号を書けるようにしましょう。
最初のうちは歪んだり、傾いたり、いびつな形になりますが、数回書いていくと形は整ってくるはずです。
お手本に似せるといいながらも、寸分の狂いもなく書けるようにする必要はありません。
- 多くの人が、ト音記号の形である、とわかること。
- 第2線が、曲線で囲まれている、とわかること。
この2つを満たしていれば、十分です。
ト音記号ばかりでなく、楽譜に並ぶ音楽記号の大きさは、五線の大きさ、線の間隔に左右されます。五線が大きいほど、ゆったり余裕を持って記号がかけますが、大きすぎると手が疲れてしまいます。五線が小さいほど、楽に記号を書くことができますが、小さすぎると目が疲れてきます。
五線の大きさや、間の間隔も、五線紙を選ぶ基準に入れてみてください。
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