拍線について
音符を五線紙に1つ書くだけでも、
@五線上の垂直方向の位置
→符頭をどの線、どの間に書くか
A五線上の水平方向の位置
→符頭は小節の中のどこに書くのがふさわしいか
B音符の符幹の長さ
→符頭からどのくらい伸ばすか
C音符の間隔
→隣の音符とどのくらい離すと間隔がきれいになるか
など、少なくとも4つのことを同時に考えなければなりません。
これらは、はじめて楽譜を書く方にとって大変な負担になるようです。
同時に考える数を減らすため、音符を書く前に
拍線(はくせん)
を引いてもらいます。
拍線は、音符を等間隔に揃えるための補助線です。これにより、
A音符の水平方向の位置
C音符の間隔
を考えずに済み、音符を楽に配置することができるでしょう。
拍線は音楽記号ではなく、このホームページでのみ使っていく縦線で、音符を等間隔に並べるコツをつかんだら、忘れてしまって結構です。
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