4分の4拍子の形と読み方

画像のように、4が上下に2つ並んだ記号を、4分の4拍子(よんぶん の よん びょうし)(しぶん の し びょうし)といいます。

読み方は、分数と同じように読み、その次に、「びょうし」を加えます。すなわち、分母→分子の順に読み上げていきます。ここでは、4が二回出てくるので、分母、分子ともに 「よん」 あるいは 「し」 を、繰り返すことになります。2や3、8など、4以外の数字もよく使われます。

読み方も形も、分数と同じです。意味や扱いも同様に捉えることがよくあります。しかし、分数と拍子記号の意味は違います。

小学校では、ビーカーとその中に入っている水の例を使って、分数の理解を促すことがあります。ビーカーに入っている水が満タンのときを 1 としたの量で表します。

一方、拍子記号では、どのようにしてビーカーの水を、満タンにしているかを表します。

その量を分母の数だけ等しく分け、等分されたうち、いくつ水が入っているかを、分子で表します。3/4ならば、4つに等しく分けたうちの3つ分、水が入っていて、4/4ならば、ビーカー一杯に水が入っていることを表します。そして、 4/4=1 、 6/8=3/4 のように、より大きな、わかりやすい単位で表すことができます。これを通分といいます。

拍子記号では、ビーカーにはすでに水が満タンに入っていて、分母で指し示している単位の水の量を、分子の数だけ使って、ビーカーを満タンにしていることを意味します。4/4 では、4 の単位の水を、4杯入れることで、ビーカーを満タンにしています。また、 6/8 では、8 の単位の水を、6杯入れ、一杯にしています。ビーカーに入っている水の量を表しているのではなく、どのように一杯にしているかを表します。

分数のビーカーは全体の距離や長さ、入っている水の量は全体に対する実際の距離や長さなど、いろいろな応用ができます。拍子記号のビーカー、どのようにして水を満タンにしたかは、どんな音の長さを使って、音楽の部分を構成するか、を表します。

読み方も形も、分数と同じです。意味や扱いも同様に捉えることがよくありますが、分数と拍子記号は、読み方や形は同じでも、表す意味は異なるということだけ、頭の片隅に置いてください。

次に、五線の上に4分の4拍子を書いてみましょう。ト音記号は、グルグルと曲線ばかりですが、4分の4拍子は、分数を決められた間に収めるだけです。

←前の記事に戻る ↑記事の上に戻る 次の記事へ進む⇒
     
ホームに戻る    
しおりとしてお使いください。
(ブラウザーのお気に入り・ブックマーク)