訂正や修正がすぐにできる五線の黒板とホワイトボード

五線紙は便利だけれど

五線紙は、どこでも楽譜を読み書きできる、便利な紙です。段の少ない、小さな編成から、数十段にわたる大きな規模の楽譜まで、持ち運びができます。しかし、五線紙や五線ノートに書いた音楽記号を訂正するとき、面倒に感じたことはありませんか。鉛筆で書いた記号は、消しゴムを何度も動かし、消しカスを紙の外で払い、後に掃除しなくてはなりません。そして、鉛筆の炭が広がって、楽譜が汚れます。修正液で上塗りしたときは、下の五線も消えてしまうため、線を上から引き直すことになるでしょう。

音楽記号は、文字のようにそれぞれ分離しておらず、複数の記号を一続きにすることがあります。一つだけ消すつもりが、別の記号も、さらに次の記号も、連鎖的に消さなくてはならないときがでてきます。(もちろん、作曲家の手書き楽譜のように、記号の上に二重線をひいたり、無理矢理、ガシガシっと塗りつぶすことで、訂正とすることもできますが♪)

書いて消す作業を繰り返す。スケッチや試し書きのときも、この消す作業にストレスを感じることがあるかもしれません。

すぐに訂正や修正ができる五線黒板と五線ボード

紙でなくとも、音楽室やレッスン室に設置されている、五線が消えないように加工してある 五線黒板 があります。

壁に設置してあることが多いようですが、キャスターに載せ移動させることもできます。紙よりもはるかに大きく、五線の間隔も広いので、目は疲れなくなります。黒板消しやイレイサーにより、すぐに訂正修正することができます。何度も試しながら楽譜を作ったり、スケッチをする作業に適しています。

黒板消しに付着するチョーク粉の処理が面倒なときは、 五線ホワイトボード を使ってみましょう。ホワイトボードの書き心地が気に入っている方は、そのままボードに音符が書けます。

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